キャリア焦燥感について①
先週の土曜に「明日から更新していきます」とか言いつつ、全然しておりませんで、申し訳ありませんでした・・・!!!
有言不実行が特技。ダメ学ですから!!!
というわけで今日から元気に更新していきます。よろしくお願いします。おっすおっす!!
さて、今日は「キャリア焦燥感について」です。
以前のブログで触れて結局お話できなかったので、今回するわけですが、この「キャリア焦燥感」という概念は尾野裕美さんと湯川進太郎さんが日本カウンセリング学会の機関誌「カウンセリング研究」で2008年に発表されているというところまで把握しています。それ以前にあったのならば、その落ち度は私の勉強不足にあります。申し訳ありません。叱咤激励お待ちしております。特に叱咤のほうを!!(変態)
キャリア焦燥感とは「個性重視の義務教育を受けた20 代の若年就業者は,個性的なキャリアを自ら築かなければならないという焦燥感」
参考リンク↓
http://www.psych.or.jp/meeting/proceedings/76/contents/pdf/1EVA51.pdf
さて、実は論文の内容はまだ読めていないのですが、(再来週には読む予定なので、またその時に内容について書きます)今日はその「キャリア焦燥感」という言葉と出会ったきっかけを書こうと思います。
私は2014年4月から大学職員をしています。前職は金融機関で勤めており、全く異なる業界からの転職です。大学職員になった理由は私の半生を振り返ることになり、くそ長くなるので、やめときますが、アツい想いを持って入ってきました。
全く違う業界でしたので、全くこの大学業界の事情が掴めず、また仕事場でも放り出されていたので、自分が何をしたらいいかもわからないという状況でした。実際に4月はほぼ何もしていなかった。さらに私が入社する前年まではまあまあな入試状況だったものが、2013年度入試が芳しくなく、経営状況も怪しいとなっていました。
そのほかにも無数の理由や原因があり、このままではまずい。せっかく得たやりたいことを失ってしまう、なんとかしないと、と考えるようになっていました。
そこで私には何が足りないのかということを考えました。
それは大学業界、教育に関する「知識」とそれを得る「機会」でした。
とりあえず知識=情報を得ないといけないと考え、学内では研修も機会も何もなかったので、twitterやfacebookで関連するアカウントをどんどんフォローしました。(検索ワード:教育・大学・大学職員)
次にそこで得た情報を基に勉強会に参加するようになりました。GNが入り口でしたね。
そこで出会った人たちのブログやtwitterをチェックするようになり、中教審の情報や文科省の動向もチェックするようになりました。ちなみにそのとき出会った人たちにブログをやってみたらいいよと言われました。
こちらの方とか
こちらの方にね。必殺!無許可紹介!(すいません!!!)
※ご紹介した方々は私が誰かもご存知ありません。薄気味わるいことでしょう。すいません!
さらに懇親会等でまた新しい人たちに出会って、様々なことを教えていただくようになり、やはり知識=情報だけでなく、知識=勉強が一番大事だなと考え大学院進学を検討するようになり、説明会等にも参加していました。
今思えばこの大学院進学を検討しているときがキャリア焦燥感のピークであったと思います。
検討している時に実際に通った(通っている)人の何名の方かにも相談しましたが、その中のお一人に言われた言葉が「キャリア焦燥感」でした。
「あなたのように向上心の高い20代の方が自分のキャリアに関して不安を覚え、何かしなければならないと考えることをそう言います」
「大学院は研究する場所なので、もっと自分が本当に何を研究したいのかが明確になってからでもいいのでは?」
自分が「焦っている」ということに初めてこのときに気づき、目がさめるような思いでした。そこからこの「自分は焦っているのだ」という自覚を持って仕事をしています。まず一歩一歩キャリアを進んでいくしかないのだと考えています。
また、そのように焦っている人が世の中にはたくさんいて、自学の学生が同じように社会に出てから焦ってしまわないように今のうちからしっかりと一緒に考えることが必要だなというのが私がキャリアセンターで働いていく上での大きな指針になりました。
と、長い長いエピソードを書いてしまいましたが、言いたい事が言えているか不安です。長文は苦手です。だが、見直しはしない!!(面倒くさい)
とりあえず私個人としてはその焦燥感とうまく付き合っていこうと考え、日々の仕事(なかったので企画をしまくってつくった。今は業務量に後悔している)をこなしつつ、身近な範囲で勉強していこうと本を読み始めました。1年経っていい機会でもあったので。
で、今読んでいる本がこれ。
おいおいおいおい。まだこの段階かよと思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、大学人にとっては小さな一歩でも、私にとっては偉大な飛躍である!(feat. ニール・アームストロング)
よくそんなことで院いこうと思ったなっていう感じですが、本の内容はキャリアに勤めるわたしとしては「ほへー。そーなんだー。まじぱねぇ」といったことが書いてあって非常に面白いです。内容を要約して保存しとこうと思っています。
次にキャリア焦燥感について書くときは実際の論文を読んでから内容について書きますね。取り急ぎ。