仕事のモットー
さて、すっかり御無沙汰しております。
この大学業界というのは本当に色々とニュースに事欠かない業界で、触れるべき情報は山ほどあるのですが、今日は私が大学職員として(主にキャリア関連の職員として)掲げているモットーを紹介させていただければと思います。
私は大学職員の仕事の目的は、学生がありとあらゆる社会で、生きていける力や術を身につけられるように様々な教育サービスを企画立案し、提供していくことだと考えています。
留学は国際社会で生きていくための語学力や教養を
PBLは自分で考え、課題を解決する力を
サークル・部活動は組織の中で目的のために他人と協働する力を
キャリアデザインは学生に自分のこと、自分の将来のことを考える力を
カリキュラムは学生に教養と専門性を
宗教教育は学生に倫理を
施設管理は学生が一つを愛する素養を
資格講座は実務専門性を
といったようにこのようなサービスを通して学生に生きていく上で必要なものを身につけてもらうことが目的であると考えています。
私は現在キャリアセンターで勤めていますが、学生相談の中でよく聞くフレーズがあります。
「私、将来は○○(職種)になりたいです」
○○の中には例えば「CA(キャビンアテンダント)」「税理士」「弁護士」「カウンセラー」「公務員」「教師」などが入るわけですが、みなさまも、相談でなくても例えば高校生のアンケートだったり、感想文の中だったり、色んなところで目にされる言葉ではないでしょうか。
私にはこの言葉がとても内容のないものに思えるのです。
「○○になりたい」
というのは小学生が「将来は社長になりたい」と言っているのと同じではないかと思ってしまいます。
肝心なのは「○○になって”何がしたいのか”」だと思っています。
「教師」になって”何がしたいのか”、「CA」になって”何がしたいのか”
これを考えられるようになるように教育サービスや機会を用意してあげることが仕事なんだと思っています。
学生の「なりたい」を「やりたい」へ。
これが自分のモットーです。
なんだか、広報の文句に使えそうなので、無断利用禁止としておきます笑
さて、どうでもいいことを書きましたが、
10月31日は
http://www.jp-eca.org/seminer20151031.php
こちらの勉強会とそのあとに神無月の会にお邪魔します。
参加される方はよろしくお願いいたします。
おそらくまだ神無月の会は空きがあるのではないかな。。。
興味がある方はご連絡ください。