ダメ学職員日記

ダメ大学職員の日記です。民間から転職。この仕事を一生の仕事にしたいと思っています。しかし、飲み会が勉強会だと思っている(どやぁ)。このブログでの発言は個人の見解であり、所属する組織の見解等ではございません。twitter→https://twitter.com/enumerationrrt

2016年3月大卒求人倍率

こんにちは、ダメ学です。

まだ書籍も論文も読めていないので、今日のお題はこちら。

www.recruit.jp

 

はい、リクルートワークス研究所が毎年出している大卒求人倍率です。

2016年3月卒学生の求人倍率1.73倍と2015年3月卒よりも0.12ポイント高い結果になりました。詳細はリンク先をご覧になっていただければいいかなと思いますが、相変わらずの売り手市場です。

この売り手市場であるという現実と採用活動スケジュールの変更により、企業は採用活動の長期戦を迫られていると感じているところが多いようです。

一部報道では経団連の指針である8月から採用選考を開始し、10月までの内定出しの3か月間を指して今年度は短期決戦であると煽っているが、実質はそうではないようです。

就活生、短期決戦の春 活動開始、3カ月後ろ倒し:朝日新聞デジタル(参考記事)

 

来年度以降も同じことが起こりますので、2017年3月卒対象の採用活動を例にすると、インターンシップを採用活動の一環として含めたとして、2015年7月から2017年3月までの21か月間という期間が採用活動期間となります。

しかも採用数が未充足であったとしても、選考基準は下げないとしているところが多いようです。これは公表されているのかわかりませんが、先日某セミナーでお話を伺ったところ約4割の企業が「採用選考基準を下げない」と回答し、中小企業のほうがその傾向が強く、約5割が「下げない」と回答していました。中小企業のほうが一人一人のパフォーマンスの影響が大きいですからね。企業としては取りたいけど取れないということに陥ってしまうわけですね。

私が人事部だったら発狂します。

 

学生にとっては本音と建前をよく理解しないといけない就職活動となってしまったみたいです。8月から始まるからゆっくり始めればいいと考えていたり、売り手市場だから中小企業だったら楽に入れるだろうなと考えていたりすると痛い目をみます。

自分の価値を向上させる、もしくはすでに持っている価値をしっかりと伝えられる練習をしておかないと路頭に迷うことになりますね。

 

と、もしこのブログを大学生が読んでいたらプレッシャーに感じるだろうなあ(感じろ)ということを書いて終わります。

取り急ぎ。